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正積図法または正角図法
どの地図投影図法でも、投影中心から離れた場所にひずみが生じます。使用する投影図法によりますが、角度、面積、形、寸法、距離、縮尺などでひずみが生じます。この点で、投影図法は主に正積または正角の 2 つに分類されます。
*正積図法では、地図に表すさまざまな地域間の比率を忠実に保持します。
*正角図法では、角度を保持し、局所的に形も保持します。
他の投影図法には、投影中心から測定した距離の保持 (正距方位図法) などの注目すべき特性があります。また、他の投影図法では、角度のひずみと面積のひずみをうまく解決しています。
したがって、投影図法は、描写する地域 (たとえば、メルカトル図法で極地は描写できません) と、投影図法の使用分野 (航海または航空路用アプリケーション、小縮尺または大縮尺地図など) に従って、設定し選択する必要があります。たとえば、航海用アプリケーションでは、通常、正角図法を使用します。
このパッケージで提供される投影図法は、Gerald I. Evenden による proj プログラムから派生しています。
投影図法の詳細については、次の参考文献があります。
*Map Projections - A Working Manual (Snyder, 1987)
*An Album of Map Projections (Snyder and Voxland, 1989)

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